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Paris に来ている。
何度も来ているけどこれまで以上に人々が
あらゆる場面で常に優しく感じている
一方でジプシーに取り囲まれ、大声で怒鳴りまくるとか
ストの影響でたまたま利用せざるを得なくなった駅付近がアフリカ系やインド系の人たちの街で
ついてきたり、奇妙な行動をとるので
身の危険を感じてピリピリしたりもした。
偏見や憎悪や疑い
隠して平安を気取るなんて無理で
しばらくそのテンションがふつふつしていた。
過去、スリにあいかけたことはあったけど
何も入ってない布バックに手を入れられた程度だから
と押しやっていたのだけど
今回、被害、実害は皆無なのだけど
腹の奥底から怒号が出るのを
自分が自分に隠せなくなっていて
目の前から彼らが去っても怒鳴らせてもらった。
家族からみたら、コースなんてやって勉強していてもこんなもんなのね
らしい。苦笑
これに反応して、いや、この道を歩くとこうなるらしい、とわかってほしい、というのが出て、必死に説明してしまう。
そしてさらに、敵を見立てて闘う
戦闘状態のわたしの中を
もう、本当にどうにかして欲しいと祈ろうとすると
いや、これ結構好きかもという部分があって
腹の奥に力を入れてはね除けるチカラが
まだちょっと弱いし、
みんなが優しかったということで
それをうまくいってるテイを装うことに最大限活用して
はね除けきれないことを隠蔽しようとしているってことを、
伏せとこうとしてもいる。
でも、せめてわたしは
これをここに書くことだけはできる、
そうしたい、と思う。