2月末までで終わりという感じがしたのは、

12月頃のことだったと思う。

何度も、本当に?と尋ねたけど

そういう感じはしていたので

試しに、これかな、と思う仕事に応募してみた。

どんなにいいと思うものであっても、

あたかもその流れがあるように解釈できる場合も

ならないものはならないことがわかってきたので

気楽に応募してみた。

あっさり採用されてしまった。

断ることももちろん視野に入れている。

やはりノーという感じがしないので

このまま進んでみることにした。

 

そして、契約の更新をしない旨、派遣元に話した。

 

それから数日後、職場の上司に

今いい?

と呼ばれて話をした。

出社した時彼女の顔を見たときから

あー、話そうと思ってるな

とわかったけど

呼ばれたとき、避けたかったけど避けられないものをまた再び通らなくてはならないなぁと思った

やめるとき、いつもこれが起きる。

 

契約で働くのだから

更新しませんと言うことは

悪くない

でも今私にとっては、

個人としては、仕事は多少大変だけど

以前より見えてもきたし

周りともコミュニケーションしやすくなってきていて

キツかった人たちに体当たりしてきて

話し合えるようになってきたし

みんなが優しくなっている。

やめる理由が無い。

むしろ、これから、というところかもしれない。

なのに辞めるなんて。

それに、こんな私に根気よく仕事を教えてくれたり

失敗ばかりなのに見放さず

フォローしてくれたり

そんな人たちを裏切るように思えて

申し訳なく、とても酷いことをするように知覚する。

無価値感と罪悪感でいっぱいになる。

でも、まるでDV被害者の視点みたいだなとも思う。

 

 

決定的という理由などなにもないのだけど

上司は、

わかるよ、となぜだか泣いたのだ

驚いた

わたしも泣いて

2人で泣きながら笑った。

 

また戻ってきてねと

あっさり20分ほどで話は終わった。

 

でも、何度も

なにもくるくる職場変えなくてもって

わたしはなにか間違ってるんじゃないかって

そういう思考が去来する

 

間違えて辞める方に進んだのかもしれない

でも、それでも信頼して進むしかないな。

あー、やだなこわいな。

まだ仲間に話してないから、みんなに言わないといけない。

ちゃんとありがとうと伝えられるだろうか。