転落

少し前のことになるけども

またしても仕事で失敗をした

リカバリはできたけれど

教育担当の社員の人が話そうと言ってきた

 

何が難しいと感じているのか

という質問に

 

文章の読解が出来ない

字がたくさん書いてあると、よく読めなくて

わからなくなってしまう

一つ気をつけなくては、と思うと他を忘れてしまう

と答えていた

ありのまま、なのだけど

まるでアホな子だ

 

数ヶ月前のわたしなら決して言えなかったのではないだろうか

 

教育担当の社員の人はすこーし苦笑いしながら、でも、

色んな案を出してくれて

やってみましょうと言った。

聞きながら

 

わたしは何一つ責められてない

今もそうだけど、

これまでもそうだったのかもしれない

ということが浮かんできた

 

周りにいる人たちが"人"ではなく

わたしをただ見守り、包んでいるもの

のように感じられた

誰もわたしを責めてない

ということが

「わかった」という言葉を超えて

感じてしまった感じ。

 

そこで何かが崩れたのか、変わったのか、

その後から、会社が、変わってしまった。

 

これまでキツイ態度や言葉ばかりだった人が

変身してしまい、

とても親切なのだ。

会社がまるで別世界に感じる。

 

どうやら、わたしは転がり落ちているらしい 笑笑