毒出し

月曜の晩から火曜日、水曜日と寝込み、

嘔吐し続けて食事できないままだったけども

木曜日は仕事に行き

金曜に鍼やマッサージに行って

ようやく復活。

デトックスだったのか

何かがずるっとむけたというか抜けた感じ。

 

ちなみに、木曜日、仕事はなんとかしていたのだけど

だんだん疲れてきてしまっていたところを

以前わたしに

は?とか

睨んだりしていた社員の人が

もしかして具合悪いんじゃない?もう帰った方いいよと声をかけてきた。

 

土曜日。ほぼ毒を出したようだなと感じる。

午前中、相変わらず仕事においてはポンコツだった。

しかしそれを、木曜日のくだりにも書いた社員さんがしっかりフォローし教えてくれた。

すぐさま忘れるところてん式なわたしを

笑顔でダメですよ、と言いながら。

 

 

午後、指導担当の社員が出勤してきて

席がわたしの隣だった。

あー今日話すんだなと、どうしてか感じる

というか、わかる。

 

できたら避けたい気持ちがあるなぁとは思っていたけど

業務に支障がなさそうだったら話したいとも思っていた。

派遣会社の人にもそうだけど、指導担当の人に話すのも

この世としては自分に得することではないことを話すし

みっともないとか格好悪いというようなことだから

積極的にはやりたくない。

とりわけ、「出来る人」でありたかったわたしにとっては。

でも、やるんだな、と感じて、それを受け入れた。

 

夕方、ちょうどそんな時間がおとずれて、派遣会社の人に話したように

不安や、難しいとやはり感じていることや

自分のことを情け無く思うくらいなのだ

いい歳をして、もうダメかもな、やっていけないかもなと思っていることや

派遣会社の人との長い面談はこのことを話したのだ

と洗いざらい打ち明けた。

デスクで話してるので、泣きそうなのを堪えたけどどうだっだろう。

 

でも、彼女が嬉しそうに見えた。

見間違いかもしれない。

でも、そう見えた。

 

彼女自身が思っていることも話してくれた。

親しくなった、ということではなく

"つまり"が流れた

というような感じを感じた。

 

それ以降、彼女がとてもあたたかいように感じている。

 

 

本当にパラドックスだと思う。

"わたし".が砕けるとこんなにもあたたかなものに包まれて安堵が広がるのだから。