天と地をつなぐもの

五井先生の「天と地をつなぐもの」という本を買いました。

通勤電車で読んでいます。

これまでずっと「無視」してきたんです。

わたしは嫌いだなと思っていました。

いや、嫌い以前。

視界に入ることを許していませんでした。

読んでいて、なんとなく、理由がわかる気がして初めて

わたしはこの本、この人、が嫌いで

近づけないようにしていたなと思いました。

ちっともいいと思わなかった。

大嫌い過ぎて、その感覚を認識にあげないくらい嫌いでした。

だから、別に?くらいなものだった。

実は大嫌いだったんだなとわかりました。

 

でも今は不思議なくらい普通に読めています。

なにか、自分に重ねて読んでしまうくらいです。 笑

不思議なものです。

 

ふと、ジプシーを追い払った時のことを思い出した。

朝7時前にメトロに乗ろうとしていたところだったのだけど

メトロがストで

開いてる駅と開いてない駅とがあった。

調べて行ったし、

コンシェルジュにも確認して

開いてる駅に行ったはずなのに開いてなくて、

しまった、と思って駅を変えようとしたら

取り囲まれていた。

6、7人のジプシー。子供とはいえ相手はプロ。

ひゃーひゃー騒ぎながら

取り囲んで私たちとの距離を詰めてきた。

てめーらふざけんなよと

大声で怒鳴った。

効果なし。

気合が足りない。

本気で怒鳴る。

うせろ!

絶叫に近い。

朝だから人が疎らだけど

花の都パリで(笑)、みっともなくて

そんなことやりたくなかった言動。

まだたかるなら、それなりのことをしてでも、

とさらに腹に力を入れたら

散って行った。

コース学習者なのに、こんな映像に遭遇して

恥ずかしい、と思った。

心に取り組んでいたり

スピリチュアルな人、というのは

ハッピーやラッキーや美しいことに遭遇する

という"理想"の『幻想』が展開している人

に見られたいらしい。

ジプシーに囲まれて

この野郎うせろなんて英語日本語混じりで

怒鳴ったなんてことになってる人なんて

しくじり感満載で恥ずかしい。

コース関係なく、まったく素敵じゃ無い。

 

でも、それはそんなに問題じゃない。

思い出したのは、そんなことではなくて

「気合」についてだ。

怒鳴り方の気合度合いではなくて

どちらかというと、

散らなくて、距離が詰まってきたとき

何か取られるかどうか、でなく

取り囲まれておろおろしっぱなしではいないぞ

跳ね返すぞ

という気合が

その時無意識だったけどあったこと。

そこを思い出したのだ。

 

この気合が足りなかったんだな。

 

これが常になんだな。。。

 

たしかに足りなかったなぁ、わたし。。。