2016.2.5

<p><p>T26.Ⅳ.2

赦しは罪の世界を、見るも素晴らしい栄光の世界へと変容させる。花という花はみな光の中で輝き、鳥はみな天国の喜びの歌をさえずる。

すべての者が完全に赦されているので、ここには悲しみもなく、別れもない。

そして、赦された者たちの間には互いを引き離し隔離するものがないので、彼らは必ずつながり合うことになる。

罪のない者たちの間には互いを押しのけるものが存在しないので、彼らは必ず自分たちがひとつのものだと知覚することになる。

そして罪が何も残さずに去った後の空間において、彼らは、自分たちの一部であるものが別々に分離されてはいなかったことを認識し、喜びの中でひとつにつながる。<br></p>


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こんな美しい表現がほかに、あるだろうか。読むたびに号泣してしまう。</p>