HUNG THE DJ

何度も何度もやってくる思考

まったく完全に信じ切っている常識と呼ばれる共通概念

外れてはいけないルールみたいなもの

でも、何度も起きるのは

それに反するようなことをする必要。

何度も何度も

何度も何度も

常識外れのような行為をしなくてはならないかのようなことになって

どうしたらいいのかと苦悶するということが私の知覚する世界で起きてきた。

仕事の初日に辞めると言い出すとか

超繁忙期なのにリトリートのために突発するとか

取りたい放題休みを申請するとか

常識外れなことをしたら

こんなことをしたら

もう誰からも信用されなくなるのではないか

家族から見放されるのではないか

職場を首になるかもしれない

路頭に迷うかも

普通に暮らせなくなるかもしれない

恐ろしさのあまり妄想が暴走して

恐怖で頭が割れそうになる

 

でも

この何度も繰り返し起きる、私が信じている窮屈な思考は

本当のものなんだろうか

 

 

HUNG THE DJではエイミーがそれをブチ破る

 

 

それまではその指示に従っていたAIの端末をプールに投げる

スタンガンを素手で止める

すると、世界が止まる

 

どういうわけだかこれが空想の話に感じない

そうなんだな、と本気で思う。

いや、でも怖い

怖い、はある。

怖いけど、もうこの何度も何度もな感じは

本当にfuck itなんだ

4月、6月のリトリートのこともあって

本当にもうたくさんだと思うようになって

HUNG THE DJを観て(何度ものりこさんが勧めてくれてたけどようやく)

ものすごく腹落ち感があった。

また再び、休暇申請をたくさんすることになりそうで

私の中の”常識”からはそんなことしたら。。。という声がするが

HUNG THE DJを受け入れた部分からハッキリと背中を押される感じがする。

押されるというか、支えられる感じかな。

 

まだ超えてはいなくて

まだまだ何度も何度もやることになるのだろうな。。。

でも、信頼しようと思えている。

向こうから刃物を持って向かってきても

そこに背を向けて逃げるのではなく

それに向かって行くことでしか

恐ろしい、としているリアルがリアルではないと

通り過ぎる体験には至れない。