2016.9.16

この間、母が録画して観ているドラマを一緒に観た。

 

朝ドラに出ていた波留さんが主演の刑事ドラマだった。

最終回だったのだけど、波留さんを追いかけている人(殺人鬼)が二人いて、その二人で波留さんの同僚の刑事を誘拐して、なんだか揉めて殺し合い、残った方の一人が波留さんを呼び出し、誘拐した刑事を助けたかったら自分を殺せ、出来ないなら、火を放つからみんなで焼け死ぬよと脅す。

波留さんは、自分には感情というものが無いということにずっと苦しんでいて、だから悲しいとか苦しみを共有とかがわからないから、いつか人を殺すのではないかと恐れていて、きっといつかやってしまうのだろう、という考えに苦しんでいたので、殺せと言われたら、それで同僚を助けられるし、自分はいつかやってしまうと思っていたから、突き進んでしまいそうになるところを、同僚の言葉と、検死の女医さんに抱きしめてもらったことを思い出したことで踏みとどまる。

逮捕された犯人の女性が連行されるとき、波留さんが呼び止めてその女性を黙って抱きしめたとき、一瞬驚いて、その後、叫んで暴れた様子がすごくよくわかった。

愛は怖いのだ。

愛されない、罪がある、と信じすぎていて、物凄く恐れている。言い張っている。

 

やめよう。