2018.6.27

宿泊したホテルには

温泉があって、広く明るいところから

奥に進んで行くと

洞窟のようになっている。

洞窟のようなスペースは静かに音楽のようなものが流れているけれど

仄暗く、少し狭くなっているけれど

お湯に浸かりながら腰をかけて瞑想できるようになっている。

以前来た時、この温泉がとても気に入ったので

また今回ももちろん入ろうと思っていた。

ゆっくり洞窟のようなスペースに進んで、

腰をかけてゆっくり呼吸をしながら目を閉じて過ごす。

湧いてくる思考を聖霊に渡し続けた。

ふと、以前ここに来た時

この温泉を気に入ったものの、

この仄暗い場所や、ここで瞑想することが

実は、少し怖いと感じていたことを思い出した。

その時、自分にその怖いと感じていることを隠したことも。

むしろとてもリラックスしているし、安心している。

ただただ、使われたい、聖霊に教えてもらいながら

終わらせていきたいと

暗い洞窟のような温泉で祈った。

 

スタッフの人と食事の時その温泉の話になって

あの洞窟のような温泉がとても好きなのだと話したら

多くのお客さんは怖いと話す、と聞いて

それはそうだろう、と思った。

暗くて人の顔も見えない場所で

目を閉じてたゆたう湯船に身を任せるのは

不安に感じると思う。

不安というか、怖さを感じたもんな、私も、と思った。