号泣

仕事に向かう電車の中で

急に前日に連絡のあった兄弟に返信を書く

ということが始まった

 

どのように伝えたらいいのか

と祈っていた答えが来たのかもしれない

わからないけれど

とにかくやってくるまま書いていった

 

並行して別の兄弟からも連絡が入り

やり取りをしながら書き進めた

 

会社の最寄駅からビルまで歩いて行く頃になって

猛烈に自分の中が内側から膨らみ始めて

爆発、もしくは暴発しそうになっていった

猛烈に何かが溢れ出る感じとともに

 

でもこの噴き出す感じは

至福方面だと感じる

 

もう込み上げて如何しようも無い

ほんの少し泣きながら

会社に着いてトイレに駆け込む

会社じゃなければ声をあげて泣きたかった

声を殺して号泣した

 

仕事前にトイレに駆け込んで泣いてるなんて

仕事行きたくない子みたいだけど 笑

 

自分が自分のために

二人に向けてというていで

メッセージを書かせてもらっていて

ありがとう、ありがとう

と思った

 

 

しばらくの間、全身がぼーっとしてじんじんとして

いつも以上に使いモノにならなかったのは言うまでもない 苦笑

でも、誰も責めないし

そんな朝は、どういうわけか出社人数が多くて

わたしがダメでも大丈夫になっていた

ありがたや…