今も紡ぎ車が部屋にあります。

 

糸紡ぎはとても好きな仕事の一つだったのと

手に負担がかからないなら、持っててやりたいと思った時にまた再開すれば?

と妹が言ってくれて、移住の時に持ってくることを許可してもらえたのです。

 

でも、引越しの段ボールのまま部屋にあって

一度も出していません。

 

好きだなーとは思うのだけど、動く気持ちが起きない。

 

ガイドではないものって、こういうコトなのかな、と感じています。

 

とても気に入って使っていたことと

とても良い紡ぎ車を購入していたので(紡ぎ車界のレクサス、みたいな)

どうしようかな、と思ってずっと保留にしていました。

うーん、いや、どちらかというと、

やろうと思う、とかやりたいから持っておこう

と手放すことを避けたかったのかも。

好きだったから。好きだから。

でも、なんで動けないのかな、のグルグルでした。

 

ヨガをやるようになって、部屋を少し変えたいと思いました。

ヨガがやりやすいように。

それから、

zoomに参加する時間が快適に座っていられるように。

パソコンをリラックスしてできるように。

とにかく寛げるように。

今、私に大事なことはこれらのようだな

ということが部屋を整えることではっきりした感じでした。

 

そうすると、この紡ぎ車、手放しても良いものなのかもしれないな

と感じるようになってきました。

今の私にはフィットしないもの。

いつかまた、紡ぐ日が来るとしても

今は一旦手放そうかな。

紡ぎ車を手放すって思うと、母への罪悪感が出てしまっていたのだけど

(別に母から譲られたものでも買ってもらったものでもないのに、背信行為のように感じてしまう)

そういう詐欺に引っかかってしまいがちだなー

信じちゃうなーと思います。