恐れ

ドキュメンタリー映画のインタビューを受けるために

三崎にある古民家へリトリート後

別日程で行くことになっていました。

予定していた日時よりも早い時間に

これから来て欲しい、という連絡が来て

バタバタと準備をして出かけました。

 

ここから私の恐れと罪悪感の噴出がこれまでになく怒涛の勢いで始まりました。

 

その日は夕方出かける予定だったので

連絡をもらった時、母とじっくり話をしている最中だったことや

東京へ来てからずっと、私はコースのことにかかりきりで

母が行きたいというところに付き添ってあげてないとか

妹は海外出張中なので私も葉山へ泊りがけで

母を一人で不慣れな家でポツンと残してしまっているとか

これからどうなっていくのかとか

そんなことがブワッと溢れて

猛烈な恐れと罪悪感に苛まれ始めました。

もちろんこれらの思考が言うことは真の原因の部分ではないことはわかるのだけど

三崎口に着くまでの電車の中でずっと泣き続け

人目もあるし、そりゃやめたい、私だって一応大人ですから

でも、溢れて溢れてどうにもならなくて

赦すとかもう、そういうレベルでもないというか

どうして自分はこんなことになっているんだろうと思うばかりでした。

 

駅に着いて、のりこさんを待っている間も、

静かな、けれどもちょっとしたパニック状態で

道路に飛び出したい衝動も起きるし

どうにも訳のわからない状態が続きました。

 

食事をしながら少し落ち着いたように見えたのだけど

古民家に着いて、のりこさんとラファエルがミーティングを始めて

私はたくさんの食料や道具などの片付けをし始め

間も無く、また噴き上がってくる恐れに

本当に本当にどうしようもなく恐ろしくて

キッチンに座り込んで嗚咽するしかありませんでした。

抑えても声が出てしまうくらい泣くなんて、いい大人が。

本当に噴出という感じでした。

 

大変なところに足を踏み入れてしまった

こんなはずじゃなかった

もうコースなんてやめよう

もう、帰りたい

普通の人になりたい、普通の生活がしたい

元の世界に戻りたい

こんなアナザーワールドみたいなところで生きるなんて聞いてない

普通の生活をしながら赦していけばいいって言ってたじゃん

どうしよう、ごめんなさい

なんてことをしてるんだ

こんなこと思ったことも浮かんだこともなかったというものが出て 

1時間半から2時間くらいのりこさんたちがミーティングをしている間中

聖霊に助けをもちろん求めたものの

噴出は止まず、

お菓子を食べまくってみてもダメで

二人がミーティングをしている部屋に携帯を置いてきてしまったので

ネットで気を散らすこともできず(おそらくそれも効果はなかっただろうけど)

ただただ泣いて、のりこさんを待っていました。

 (逃げ出したい、に関してはリトリート前半の三日目に出ていてあの時よく耐えたなと思います)

 

笑いながら、そりゃそうだよね、と聞いてもらって

なんとか寝たものの

翌朝また再び噴出し

今度はラファエルに聞いてもらいました。

 

インタビューが始まり

ラファエルの目の奥に吸い込まれるような感じをずっと持ちながら

話していって

私が覚えているのは

最後に

今の望みはなんですか

という質問に

自分を諦め、聖霊に従うことが望み

だけど、

正直に言うと、それは怖い、嫌だなと思っている

と答えて

それに対して

ラファエルが

深い目で

ようこそ、覚醒の道へ

と言って(ラファエルが言ったのではなく、イエスが言ってるんだと感じました)

もう、なんだかわからない涙が溢れて

インタビュー中も泣いていたけど

もう、ぐちゃぐちゃでした。

 

リトリート中の体調の悪さも結構な忍耐を必要としたけど

この、恐れと罪悪感の噴出は

これまで経験したことのないくらいのもので

本格化、

という感じがしたのです。

それだけに、恐ろしさも一段と強く感じました。

引き返すなら、今のうちだ、みたいな。苦笑

そりゃそうだ。

聖霊とタイマン、向かい合うなんて自我にしたらとんでもなく恐ろしい。

のりこさんのレベル、ラファエルのレベル、

ましてやユタのコミュニティの人たちのレベルはハンパないな、と。

無理だな、行けないな

のりこさんのそばにいることも今後どうだろ?

結構進んできている、と思っていた部分があっただけに

この道の奥深さに恐れが出ました。

今までだって向き合ってきた、つもりだったけど

実はだいぶ散らしていたんだな、とようやく気付いたのでした。

 

でも、どうやら私に開いている扉はこの道のようだ、ということも

薄々わかってはいる。

私がこの道を行くことを

どうやら聖霊が望んでいらっしゃる、ということも

なんとなく、でも確かに感じてはいる。

 

ただただ、諦めていけますように

聖霊に、イエスに頼ることしかもう手立てがなくなりました。

幸いなことに。

 

f:id:newool4405:20180903120302j:plain