洗濯
とても匂いが気になる。
妹がある日、スリッパを洗ってというので
洗濯機のところに置いておいてと言うと
匂いを嗅ぎながら置きに行き
なんか、落ち着く〜
と言ったのだ。
その場は2人で爆笑したけど
わたしは実はその彼女のほかの匂いも嫌悪している。
片端から洗濯をし、匂いを消したいと努めている。
なんなら、悪なのだ。
どうも見ていると、彼女は自分の体臭、汗臭を避けようとはしていないように思える。
無自覚なだけだと責める思いがわたしにはある。
ふと、彼女は自分を責めないということを見せてくれているのか?と思った。
そして、わたしがせっせと彼女のものを洗濯することを黙ってさせてくれている。
笑って、何も言わず、させてくれている 涙
わたしの気の済むまで。
すごくこの、匂いというのに執着していて
なんとかしようとしてしまう。
もちろん自分のことも。
清潔、を超えた気にし方なので
罪を信じているということはあからさまなのだけど
やめられないし抜けられない。
気になるということを認めることが精一杯。
ひとりでこそっと持ち続けていたくはないなと思って、ここに公開します。
妹よ、いつも投影ひどくてごめんね。