下書きの公開

三崎口でのインタビューと撮影のための長谷川邸の滞在は

私は三泊四日でした。

たった、三泊四日なのに

10日は滞在していたような感覚でした。

長かった、ということではなく

濃かった、という感じなのかもしれない。

とにかくみぞおちのあたりがきゅーっとなって

その出口が眼であるかのように溢れては出てくる。

いまだにこれが続いている。

 

インタビューが始まって間も無く

ラファエルの目を見ていたら

みぞおちのあたりが震え始めるような感じになって

視界がぼやーとしてきて

なんだか可笑しくなって笑ってしまって

その後、気を取り直してインタビューが始まったのだけど

今度はラファエルがよく見えなくなって

思考も止まってしまって

答えることもできなくて、

見てもいいと言われてそばに置いておいたスマホ

見ればいいのだとわかるのだけど

どうもそのように動かなくて

すごく時間を取ってしまったということが起きました。

しばらくして、急に、質問の答えが

あ、そうだった、みたいに見えたので答えたのだけど

なんだったのだろう。