聖霊さんのおかげ

9月のことだったと思う。

母がこちらに来て半年経った頃だった。

私がお風呂の掃除をしているところに話しかけにやって来た

ーあなたが折角決まった仕事を辞めて東京に行くと言い出してから

あなたの決心を理解して応援したいといつも思っているから

ずっとそばにいるものだと思っていたけども

仕方がない、頑張ろうと思ったの

でも、やっぱり辛くて悲しくてどうしたらいいのかわからなくなってしまって

ちゃんとした妻とか夫婦を頑張るとかができなくなってしまった

こっちに来てから、毎日のほほんとさせてもらって

幸せで、

これはあの時、あなたが訳のわからない急な決断をしなかったら

こんなふうにお母さんも追い詰められて決断できなかったと思うー

というような話をしに来たのだった。

驚いた。

ありがたかった。

 

そして母は、聖霊さんのおかげだと言った。

 

あの頃は自分のことで必死というかいっぱいいっぱいで

ガイドに従うっていうのも

確かだと思いながらも、罪悪感のようなものも実はあった。

でも、その罪悪感は不要だったんだ。。。

ありがとう、と本当に思う。